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[ 2011年6月11日 | One Comment ]
ジェットスター航空ビジネスクラス

ジェットスター航空のビジネスクラス
ジェットスター航空では、日本・オーストラリア等の中・長距離の国際線では、エコノミークラスと、ビジネスクラスの2クラス制となっています。
2011年5月の料金体系の変更までは、このビジネスクラスは、「スタークラス」と呼ばれていましたが、現在はそのままずばり、「ビジネスクラス」という名称です。
一般的に航空会社のビジネスクラスの名称は、そのままずばりの名称は少なく、例えば日本航空であれば「エグゼクティブクラスSEASONS」、英国航空では「クラブワールド」、タイ国際航空では「ロイヤルシルククラス」等の名称が付いているが、ジェットスター航空ではそのまま「ビジネスクラス」です。
ただし、カンタス航空、日本航空などのいわゆるレガシーキャリア(従来からあるフルサービスの航空会社)のビジネスクラスと、同じようなものと考えるのは、間違いだと思います。
本当にビジネスクラス?
普通、航空会社各社は、収益の上がるビジネスクラス等の上級クラスを売りたいために、その航空会社のホームページは、ビジネスクラスの座席の写真、料理の写真等を豊富に、かつ目立つように出しています。
一方、ジェットスター航空のWEBサイトには、ビジネスクラスの紹介ページは一応ありますが、なんと座席、キャビンなどの写真が1枚もありません。
これは、座席の写真を出すと、かえってマイナスイメージになるから、ではないでしょうか。
現在、レガシーキャリアでビジネスクラスは、シェルタイプのフルフラット、もしくはフルフラットに近い座席が、当たり前になってきています。
ジェットスター航空のビジネスクラスは、残念ながら、二昔前のビジネスクラスの座席、といった雰囲気です。
ジェットスター航空のビジネスクラスは、あくまでLCC(ローコストキャリア)のビジネスクラスです。
シートも、食事の内容も、一般の航空会社、レガシーキャリアの「プレミアムエコノミー」(エコノミークラスとビジネスクラスの中間のもの)と同等程度のものと考えておくと良いでしょう。
エコノミークラスとビジネスクラスの料金差額を比較してみると、レガシーキャリアのそれの差額より、圧倒的に少なく、レガシーキャリア並のビジネスクラスを望むのは、ジェットスター航空、LCCには酷であると言えます。
そこら辺を理解しておけば、ジェットスター航空のビジネスクラスは、その料金から考えれれば、リーズナブルなサービスであると、私は思います。
ビジネスクラスの特典、メリット
ジェットスター航空のビジネスクラスには、下記の特典、利用メリットがあります。
専用チェックインカウンター
ビジネスクラスには、エコノミークラスとは別のチェックインカウンターが設けられており、並ぶ人も少なく、また優先的にチェックインをすることができます。
専用チェックインカウンター
料金に預け荷物30キロまでの料金が含まれます。また、到着空港では、先に優先して、ターンテーブルに出てきます。
ゆったり座席
シート間隔96センチ、シート幅49センチ、エコノミークラスより広い座席を利用できます。(エコノミークラスはシート間隔29センチ、シート幅44センチ)
機内食、飲み物が込み
エコノミークラスでは、機内食、飲み物(アルコール含む)は、別途料金ですが、ビジネスクラスでは、これらは無料(込み)となっています。
エンターテイメント
ビデオ、音楽等をオンデマンドで見れる、エンターテイメント・ユニットを無料で借りることが出来ます。
空港のラウンジ、マイレージ
ビジネスマックスで購入している場合は、空港ラウンジの利用、カンタス航空のマイレージの加算が可能です。

エコノミークラス

ビジネスクラス

スターター

スターター・プラス

スターター・マックス

ビジネス

ビジネス・マックス

機内持込荷物

10kgまで込み

10kgまで込み

10kgまで込み

20kgまで込み

20kgまで込み

預け荷物

別途料金
(15kg-40kgの範囲)

別途料金
(15kg-40kgの範囲)

別途料金
(15kg-40kgの範囲)

30kgまで込み

30kgまで込み

座席事前指定

別途料金

込み

込み

込み

込み

事前指定(足元が広い所)

別途料金

別途料金

別途料金

N/A

N/A

食事と飲み物

別途料金

別途料金

別途料金

込み

込み

機内エンターテイメント

別途料金

別途料金

別途料金

込み

込み

毛布など

別途料金

別途料金

別途料金

込み

込み

購入後の取消

返金なし

返金なし

返金あり
(条件、手数料あり)

返金なし

返金あり
(条件、手数料あり

変更

手数料あり

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

出発地・帰着地変更

不可

不可

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

カンタス航空マイレージ

なし

あり

あり

なし

あり
(+50%ボーナス)

ラウンジアクセス

追加料金

追加料金

追加料金

追加料金

込み

▼ ジェットスター航空のサービス, マイレージプログラム »

[ 2011年6月11日 | No Comment ]
マイレージプログラム

一般的に、LCCではマイレージプログラムは行っていなく、ジェットスター航空も同様に、ジェットスター航空自社のマイレージプログラムはありません。
自社のマイレージプログラムはありませんが、ジェットスター航空の親会社である、カンタス航空のマイレージプログラムに、料金種別によっては、加算可能です。
エコノミークラスは、基本は「スターター」になりますが、この基本料金の「スターター」では、マイレージは加算されません。
追加料金で「オプション」として付けられる、「スタータープラス」(カンタス航空のマイレージ加算、日時・氏名の変更手数料無料、座席指定無料)、または「スターターマックス」(カンタス航空のマイレージ加算、払い戻し可、座席指定無料、日付・氏名・出発地・到着地の変更手数料が不要)では、カンタス航空のマイレージプログラムへ加算可能です。
ビジネスクラスでは、基本の「ビジネス」は同様にマイレージは加算されませんが、同様に追加料金でオプションとして付けられる、「ビジネスマックス」(カンタス航空のマイレージ加算、払い戻し可、日付・氏名・出発地・到着地の変更手数料が不要)は加算可能、そして50パーセントのボーナスマイルが付きます。
加算可能なのは、カンタス航空のマイレージプログラムのみとなり、その他の航空会社のマイレージプログラムには加算することはできません。

エコノミークラス

ビジネスクラス

スターター

スターター・プラス

スターター・マックス

ビジネス

ビジネス・マックス

カンタス航空マイレージ

なし

あり

あり

なし

あり
(+50%ボーナス)

▼ LCCとは?, LCCのデメリット »

[ 2011年6月11日 | No Comment ]

LCCの格安運賃は、決して魔法で出てきたものではありません。
「LCCの概要」、あるいは、「LCCのビジネスモデル」でも解説したように、LCCは従来のフルサービスの大手航空会社(レガシーキャリア)とは、同じ航空運輸業でも違ったサービス形態を取り、その格安の航空を捻出しています。
その格安運賃の源泉は、当然のことながら、従来のレガシーキャリアで、言わば当たり前のように行われていた、「安全」に関すること以外の旅客サービスをそぎ落とす事で実現されているものです。
これらの「旅客サービス」のカットによる、レガシーキャリアと比較してのデメリットを理解した上で、LCCを利用してもらいたいものです。
※ここで述べているメリット・デメリットは、LCCの一般論です。実際には、LCCと一括りにしても、実際にはその「LCC」としてもローコストへの徹底具合に、各社違いがあります
LCCのデメリット
LCCには、下記のデメリットがあります。
機内食、飲み物が有料
LCCのデメリットというか、特徴として知られているのが、この機内食、飲み物が有料という点です。チケット購入時に、オプションとして追加購入、あるいは機内で購入となります。食べ物、飲み物の持ち込みは、航空会社によって、持ち込みの可否が違います。持ち込みが可能の場合、テロ警戒のための安全上の理由により、全ての航空会社で機内への液体、ジェル類の持ち込みが禁止されており、手荷物検査時にチェックされ、もしそれらが発覚した場合は、没収となりますので注意してください。食べ物はゼリー、パテ等の「ジェル状」のものは避けないと駄目です。飲み物は手荷物検査場を過ぎた後の、空港内の売店で購入したものしか、機内に持ち込めません。
ジェットスター航空(オーストラリア線の場合)・・・
機内食は、予約の際に追加料金でオプションとして付ける、または機内で購入となりますが、事前予約分以上の機内食はあまり積んでいないようなので、希望してもなくなる可能性があります。その為、機内食を希望する場合は、やはり事前に予約購入しておいた方が良いでしょう。「機内食」ではありませんが、別の「軽食」(カップ麺、サンドイッチ等)は購入可能です。機内に自分で用意、あるいは購入した食べ物、あるいはアルコール類以外の飲み物を持ち込む事も可能です。アルコール類は、持ち込みのものを機内で飲むことはできません。
毛布・枕、機内エンターテイメントが有料
機内食・飲み物と同様、従来の航空会社では含まれていたこれらのサービスも有料となります。毛布・枕類は、チケット購入時にオプション追加するか、あるいは機内で購入することも可能。機内エンターテイメント(映画、音楽など)も同様です。
預け荷物が有料
LCCの場合、一般的にチェックインの時に預けるスーツケース等の「預け荷物」(CHECKED BAGGAGE)は有料になります。料金種別・運賃によっては、含まれている場合もありますが、一番安い料金の場合は、普通含まれていなく、機内持込荷物の範囲内でとどめて、機内持ち込みのみとするか、または、別途有料追加料金で、預け荷物オプションを購入する必要があります。
これを購入せず、当日預け荷物を預けようとすると、カウンターで代金を支払えば預けることは可能ですが、事前購入の預け荷物代金の数倍もの結構な金額をとられますので注意。預け荷物がある場合、あるいは予想される場合は、予め購入しておきましょう。
荷物の重さなの制限が厳格
比較的、レガシーキャリアの場合は、多少の重さのオーバーは見逃してくれますが、LCCの場合は、一般的に厳格に適用されます。預け荷物で重量オーバーの場合、預かってくれないのではなく、1キロ単位で追加料金を徴収されます。機内持ち込み荷物の場合、預け荷物にさせられ、万が一、預け荷物を購入していない場合は、預け荷物追加として処理、例えば日本・オーストラリア間の場合、15000円以上追加でとられます。
座席のシート感覚が狭い
一般の航空会社と比較して、同じ航空機材であっても、LCCの方が席が多くなっています。これは、席と席の間の感覚を少しづつ狭くして列を増やし、結果座席数を多く(=高効率)しています。
座席指定が有料、あるいはできない
通常の航空会社では、旅行会社で購入する格安航空券を除き、当たり前の予約・チケット購入時の事前座席指定ですが、LCCの場合、別途追加料金で有料となる所が多いです。または、その事前座席指定が、追加料金云々の話でなく、「できない」LCCもあります。それらのLCCでもさすがに「チェックイン時に座席指定」されますが、比較的近距離を飛ぶLCCでは、チェックインの時でも座席指定されず、普通の電車、バスのように、「完全自由席」という会社もあります。
燃費優先、燃料を余分につまないので、上空待機できない
飛行機に燃料を多く積めば積むほど、飛行機の重量が重くなり、当然燃費が悪くなり、燃料費がかさみます。その為、LCCは、勿論安全性に問題がない範囲でですが、出来る限り、余分な燃料を積まず、軽い飛行機で運行したいと考えます。
飛行機の運行でよく、着陸空港の天候が悪く現時点では着陸できないが、天候の回復が予想される場合は、上空で待機、天候が回復次第、その目的空港に着陸をするという事があります。ところが、LCCの場合、余裕のある燃料の積み方をしていないので、早々にあきらめ、代替の空港に着陸、あるいは出発した空港へ引き返す、あるいは始めから出発せず、早々にフライトキャンセルしてしまいます。
飛行機の遅延が多く発生する
LCCは安い料金で運行できるように、ありとあらゆるコスト削減策をとっています。そのうちの1つである、保有機材の効率よい運行、も重大なコスト削減策です。これはつまり、出来る限り、機材を休ませず、空港に到着したら出来る限り乗客を降ろし、出きるだけ早く次の乗客を乗せ、出きるだけ早く飛び立つ、ということになります。つまりこれは、例えば機材の故障が発生が発生した場合、その機材を使用する予定だった、次の便、そして次の便と、連鎖的に遅延、あるいは欠航が発生するということです。LCCは、機材、乗員の有効利用の為に、待機機材、乗員等もいませんので、しばらくこの負の連鎖は続いて行くことになります。
フライトキャンセル発生時は自己解決、そして自己負担
例えば国際線で1日1便において、フライトが機材故障で欠航になった場合、レガシーキャリアだと同日の他社便へ振替、あるいは今晩の宿泊ホテル代、夕食、朝食代を航空会社が負担をして、翌日の自社・他社便へ振替を行ってくれます。天候によるキャンセル、本来であれば、航空会社は免責で特にそのような手配をする義務のない場合でも、航空会社が自費負担になるがホテルを探してくれたり、色々親身に対応してくれる場合が多です。
ところが、それが例え機材故障によるキャンセル、つまり航空会社の明白な責任であっても、LCCは翌日以降の「空いている便」への振替を行う事しかしません。ホテル勿論、自分で探し、代金も自己負担となる。何故航空会社の責によるフライトキャンセルなのに自己負担?と納得いかないのもわかるが、ここで出てくるのが「国際運送約款」。
ほぼ全ての航空会社で共通しているが、LCCも、レガシーキャリアも全ての航空会社は、「A地点からB地点への運送を受託したが、日時、経路を保障するものではない」となっています。航空券を購入したという事は、この条項に了承して購入したという事になる。レガシーキャリアは、自社のイメージ等を考えて、あえて義務でないことまで行っているが、LCCにはそれらを望むのは無理があることを理解しておきましょう。
フライトをキャンセルする
LCCはレガシーキャリアのように、前述したように、天候以外の事由によるフライトキャンセルに伴う、他社便への振替、宿泊の手配等を、原則行いません。つまり、例えば10人しか乗客がいない場合、このフライトを欠航とし、飛ばさないほうが、明らかにLCCから見れば得になります。乗客によっては迷惑千万な話、今までの航空会社では信じられない話ですが、LCCは実際にこれをやります。例えば、ジェットスター航空の場合、本来、ゴールドコースト・成田空港、ゴールドコースト・関西空港、ケアンズ・成田空港をデイリーで、ケアンズ・関西空港を週4便でスケジュールがくまれていますが、予約状況をみて、ゴールドコースト・成田便をキャンセル、この便に予約していた乗客をゴールドコースト発ケアンズ乗り換え、ケアンズ・成田空港へ振替を行います。ゴールドコースト・関西空港便の場合は、同じくケアンズ乗り換え、ケアンズ・成田便をケアンズ・成田空港・関西空港、というように変えたりします。同じ日で本来の目的地まで行ければまだ良いですが、関西空港→ゴールドコーストがキャンセル、生憎、関西空港→ケアンズ便がない日だったので、2日後の関西空港→ゴールドコーストに振替、なんていう、恐ろしいことが、たまに起きます。その為、仕事等で絶対にこの日は動かせない、という人には、あまりLCCの利用は向かないと言えます。

▼ LCCとは?, LCCのメリット »

[ 2011年6月4日 | No Comment ]
エアアジア

最近のマレーシアのエアアジアXの羽田空港の乗入れ、中国の春秋航空の茨木空港の乗入れ等で、その新規就航のプロモーションのための、あまりに激安な料金で一般のニュースにも、LCCが取り上げられる機会が多くなり、一般の人達にもその「LCC」、あるいは「格安航空会社」という言葉が、2010年より急速に浸透してきたと言えます。
また、全日本空輸が香港の投資会社と共同で、LCCを立ち上げ、2011年暮れには早くも、「ピーチ」という名前で就航を開始、一方日本航空は、ジェットスター航空と共同で、日本国内線でLCCの立ち上げの計画を発表等、LCCに関する動きも更に激しくなってきています。
そんな、話題と人気も2010年より急上昇のLCCですが、どのような、メリット、あるいはデメリットがあるのでしょうか?
LCCというと、「格安航空料金」のメリットが強調され、それがLCCの最大のメリットであることは、間違いありませんが、その他にも、LCCには数々のメリットがあります。
※ここで述べているメリット・デメリットは、LCCの一般論です。実際には、LCCと一括りにしても、実際にはその「LCC」としてもローコストへの徹底具合に、各社違いがあります。
LCCのメリット
LCCには、下記のようなメリットがあります。
運賃が格安
言わずもがな、LCCの最大、かつ分り易いメリット。従来のフルサービスを行うレガシーキャリアと比較して、約2-5割は安いと言われています。
片道でも安い
大手航空会社の場合、往復で購入すると、それなりに安い割引料金もありますが、片道で購入した場合、安いクラスの席が空いていていても、往復で購入した場合より若干安い程度、割高感があります。一方、LCCの場合は、往復でも片道でも、片道ベースの料金体系なので、割高感がありません。
最低・最大滞在日数、事前購入の制限がない
大手航空会社で、考えられない程高い、ノーマル運賃でなく、割引を受けた航空券を購入するには、最低滞在日数(現地で最低限滞在しなくてはならない日数)、最大滞在日数(現地で最大で滞在できる日数)、あるいは事前購入制限(出発の14日前以上前に購入など)の制限があります。これは今でも販売し続ける、そして主に商用で利用されている、非常に高額なノーマル航空券、あるいはそれに近い値段の航空券との、料金の整合性を取るためです。一方、LCCには、このような細かいルールがありません。
機材が新しい
LCCは「新興航空会社」、一般的に中古の機材を購入して利用している訳ではありませんので、機材が歴史のある大手航空会社より安いと言えます。また、LCCの最大のセールスポイントである、格安料金の実現のためには、特にこの最近の原油の高騰の状況の中では、「燃費の良い機材の使用=最新の機材」は、LCCの生命線であると言えます。

▼ LCCとは?, LCCの概要 »

[ 2011年6月3日 | No Comment ]
ライアンエア

LCCという言葉の意味
LCCとは、英語の「Low Cost Carrier」、その頭文字から「LCC」(エル・シー・シー)と呼ばれ、従来の航空会社で行われていたサービスを簡素化、運行の効率化、運行費用の徹底した削減などを行い、低価格の運賃を実現している、「格安航空会社」のことです。
その他英語では、日本同様、、「LCC」や「Low Cost Carrier」、その他、低予算航空会社という意味の「Budget Airline」「Budget Carrier」、余分なサービスを削った航空会社という意味の「No Frills Carrier(Airline)」、などとも呼ばれることもありますが、一番使われているのは、「Budget Airlines」「Budget Carrier」です。
2007年3月に、ジェットスター航空が日本へLCCの定期便として乗り入れましたが、その時はまだ「LCC」という言葉・ビジネスモデルは、国内では一般には認知されていなかったが、その後日本へ乗り入れを果たすLCCが年々増えていくとともに、テレビなどのメディアでも「LCC」に関するニュース、特集が組まれることも増え、今やかなりLCCという言葉の意味、航空会社の形態は広く認知されてきていると言えます。
LCCの特徴
ヨーロッパを拠点にするライアンエアー、アジアを拠点とするエアーアジアのような独立系の格安航空会社もあれば、オセアニアのカンタス航空系のジェットスター航空、アジアを拠点とするシンガポール航空系のタイガー航空など、古くからある「レガシーキャリア」(またはフルサービス・エアライン)系列のLCCもあります。
LCCは、一般的にその会社の所在する国、地域内に特化し、比較的短距離・中距離の路線を運行しているケースが多いです。
これは、長距離路線ではLCCの得意とするオペレーションの効率化が図りづらい、長距離便は時間がかかるので、楽に乗れる従来型のレガシーキャリアの航空会社の便に乗りたい、ビジネス需要が高い等の理由があげられます。
しかしながら、LCCも既に世界各地で短距離・中距離路線は路線網を築きあげており、今後会社の成長を求めていくのであれば、これらの長距離路線に進出していく必要があり、今後そのような流れにになっていくものと考えられます。
LCCの最大の武器である低運賃を実現するために、、単にパイロット、キャビンアテンダント等の人件費を抑えるだけでなく、その低運賃の源泉となる低コスト化には、徹底した取り組みが行われています。
LCCでは、フル・サービスの航空会社では当たり前の、機内食・飲み物が有料となり、その他、毛布、イヤフォン等の貸し出しも有料となるります。
その他、空港は一般的な空港を使わず、多少その空港へのアクセスの悪い、乗り継ぎが不便であっても、空港発着料金が安い空港の利用、キャビンアテンダントが乗客が降機した後機内清掃を行う、座席の事前指定ができない、あるいは有料など、「そこまでやるか」というくらいに、徹底したコスト削減が行われています。(詳細: LCCのビジネスモデル)
LCCが登場した当初は、その格安な料金に引かれて利用したが、LCCのビジネスモデルを知らずにチケットを購入し利用、機内食、ヘッドフォン、アメニティなど全て有料フライトキャンセルなどのトラブル発生時のあまりに素っ気ない航空会社の対応など、「二度と○○航空は利用するか!」という声も聞かれました。
それが今では、LCCという言葉自体が既に一般的に知られるようになり、従来のフルサービスの航空会社とは違い、サービスが簡素化されている代わりに、低料金となっている事を理解した上で、LCCを利用している乗客が増えたためか、あまり前記のような声は以前よりは聞こえてはこないと思います。
LCCを利用するにあたり、「これはLCCなんだ」と、過剰な期待を捨てて、チケットの購入、飛行機に搭乗することが大切です。

LCCにおけるトラブル発生時の対応
LCCはその低料金を実現するために、前述のように、徹底したコスト削減を行っており、これらは、単に機内の機内食、毛布、アメニティが有料である、といった事にとどまりません。
従来の大手航空会社、レガシーキャリアと大きな違いは、フライトキャンセルなど予期せぬトラブルが発生した時と言えます。
例えば、1日1本運行している国際線において機材故障でフライトキャンセルになった場合、従来の大手航空会社は、他社便への振替を行うか、あるいはホテル代金、夕食・朝食代金を負担して、翌日便への振替などを行います。
これがLCCの場合、他社便への振替はまず行わず、翌日以降の自社便にのみ振替、ホテルも自分で見つけ、例え航空会社の責による機材故障であっても自腹での宿泊となる場合がほとんどです。
最悪なのは、その翌日から数日間既に、その便、あるいは経由便も含めて、目的地までの便が全て満席であった場合です。
この場合、元から予約の入った人がそのまま優先されるので、現地でそのまま数日間足止めをくらうことになるという、とても最悪な事態を迎えなくてはならなくなります。
なんとなく納得いかないような気もしますが、チケットを購入した際の条件が記載されている、「国際運送約款」に、航空会社の責務は「A地点からB地点への輸送を請け負う」としか記載されていないためです。
この意味するところは、航空会社はそのA地点からB地点への移動を行う日時、経路などを約束していないこと、つまり移動させることだけに関して責務があるという意味です。
従来型の大手航空会社は、法律的に責務がないことを、あくまで自社のサービスとして行っていたが、LCCの場合は、これらも低料金を実現するための、削減されるべきサービスとなっています。
LCCを利用する上で大切なことは、過剰な期待を航空会社に対して持たず、あくまで従来の大手航空会社とは違う、LCCという新しいタイプの航空会社として、メリット、デメリットを理解した上で利用することが大切です。(詳細: LCCのメリット、デメリット)
LCCによって、より日本から世界が近くなり、場合によっては週末にふらりと国内旅行感覚でふらりと、手頃な運賃で海外旅行に行くことも可能になりました。
LCCの利用は、これらのLCCの特性、従来の航空会社との違いを把握した上で、是非利用していただきたと思います。

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[ 2011年5月29日 | One Comment ]
成田空港の出発便のボード

5月の上旬、成田空港・ケアンズ乗り継ぎ、シドニー行きに搭乗予定が、成田・ケアンズ間のJQ26が欠航となった。
20:55の飛行機出発予定が、機材故障のため、搭乗まで約1時間半遅れ。22時頃、ようやく搭乗が開始され、機中に乗り込み、全員乗り終わって着席して10分程度で、機長アナウンス。
結局機材故障の修復ができない為、今日のフライトはキャンセルになるとのこと。フライトキャンセル、何故1時間半待たせて乗せて、そして乗機完了して10分で「やっぱり駄目、キャンセルです」というのは、理解しがたい。
今回ゴールデンウィークあけ、震災の後ということもあり、乗客は80人ほど。ほとんどが日本人、オーストラリア人と日本人奥さん、そして子供などのファミリー、オーストラリア人だけの乗客は数組だけ。
その後のCAのアナウンスで、これから皆様をホテルへご案内するとの事。乗客は皆冷静、騒ぐ人もいなく、皆落ち着いている。飛行機を降りた後、通常の日本に帰国した時のように、入国審査会場へ。
入国審査会場では、いつもと同じように、入国審査ブースに並び、一人づつパスポートを提示、入国スタンプを押す。荷物受け取り会場で、預けた荷物を受取を済ませ、免税品を購入していた人は、ここで航空会社に免税品を預ける。
その際に一応航空会社の人から、「超」簡単な説明、「明日も同じ時間・便名の飛行機になります。外に停まっているバスでホテル日航へご案内します」。その他の説明はなし、皆疲れているのか、特に質問もなく、各自税関を通り(特に検査なし、当たり前か)、外に待っているバスに乗り込む。
ホテル日航成田の送迎バス(大型バス)に乗り、ホテル日航成田へ。15分程度でホテルへ到着、フロント向かって右手に、ジェットスター乗客用の専用チェックインカウンターが開設され、そこに全員並んでチェックイン手続き。
ジェットスターのスタッフが、ホテルもいると思いきや、誰もおらず。ホテルスタッフのみの対応。チェックインカウンターで、人数と搭乗券を見せて、部屋のカギをもらう。例えば、3人で旅行していたとして、1部屋ずつシングルで部屋をもらいたい場合、1部屋ずつ部屋をくれる模様。勿論、2名1室、3名1室にしてもらったほうが、航空会社としては有り難いであろうが。
チェックインはホテルスタッフが行い、明日の15時45分発の空港行きのシャトルバスに乗れとのこと。ホテル1階のバイキングレストラン、セリーナの今晩、そして明日の朝食・昼食、計3食分のミールクーポンが渡される。
既に23時を過ぎているが、レストランは0時までオープンしているとのこと。お腹も空いていたので、とりあえず荷物を部屋におき、レストランへ。
「日本のホテルのバイキング」としては、既に夜遅くなので品数を減らしていたのかもしれないが、品数、料理の質ともに、寂しいと言える内容。ただ、カレーとマカロニサラダはおいしかった。
このホテル日航成田だが、未だにカードキーではなく、昔の長いルームナンバーの書かれたアクリルの棒がついた、レトロな雰囲気のカギ。その為、フロントデスクの後ろには、そのカギやメッセージを入れる、小さく仕切られた棚が並んでおり、なんとも懐かしい雰囲気。
ロビーの天井も低く、まあ、きれいではあるが、悪く言えば、田舎の豪華ではない大きめの温泉ホテルのロビーといった雰囲気。ただ、部屋は改装されており、インターネットも無料で部屋から利用できる。(無線LANではなくケーブル接続利用)
部屋に帰りよく考えてみたら、15時45分のシャトルバスに乗れば、空港には16時には到着する。飛行機は今日と同じ20時55分なので、3時間前としても18時、つまり16時は飛行機の出発5時間前、2時間も普通より早い。何か今日の便に乗る予定の人達は、一般の元々明日の便に乗る人達より先にチェックインを行い、必要な個々の変更手続きなどを行う必要があるのだろうと解釈する。
インターネットが部屋から使えるので、ジェットスターのWEBサイトにアクセスし、自分の予約記録のログイン、明日の飛行機に既に変更されているのを確認。ただ、今日の便は、ケアンズから先のケアンズ・シドニー間が、国際線扱いの便で、ケアンズでの乗り継ぎ時間も1時間30分ほどで、10時過ぎにはシドニーに到着する便であった。
ただ、そのケアンズ・シドニーの便は毎日運行でなく、明日は生憎その便がない日。ケアンズ・シドニー間は、国内線の通常の便で、なんとケアンズでの乗り継ぎは、4時間30分以上もあり、シドニーに到着も13時半近く。ケアンズで相当時間を持て余しそうだ。
とりあえず、明日は何もすることがないので、めざましをかけずに寝る。なお、ホテルのチェックアウトは朝のうちちにする必要はなく、15時45分のシャトルバス出発時間まで利用できるとのこと。
翌日やることがないので、朝食をホテルレストランでとった後、成田山へ行く。ホテル日航成田から京成成田駅前への無料バスあり。成田山へは、そこから徒歩15分くらい。成田山は特に見るべきものはなく、「参拝」という目的がなければ、あまり行っても仕方ない所。
一度ホテルへ戻り、15時過ぎにチェックアウトを済ませ、昨夜チェックインカウンターで指示された通り、15時45分のホテルのシャトルバスで成田空港へ向かう。他の乗客も、指示通りこのバスに乗ったようだ。
成田空港に到着後、ジェットスター航空のチェックインカウンターへ向かうが、なんと誰もいない。皆、唖然としていたが、大きな荷物を持ってうろうろできないので、仕方ないので、誰もいない、節電もあってか薄暗いチェックインカウンターに並ぶ。
ジェットスター航空はアイランドAという、一番端の所だが、片側を昨晩のケアンズ行きJQ26、もう片側を今夜のケアンズ行きJQ026と、チェックインカウンターを別けていた。
他の乗客の人が、別のカンタス航空のチェックインカウンターにいた人に聞いてきたようで、この昨夜のケアンズ行きのチェックインカウンターも、通常通り3時間前、6時過ぎに開くはずとのこと。
現在4時。つまり、後2時間もあるということだ。何故、15時45分のバスに乗れと、支持されたのか、さっぱりわからない。ホテル日航成田から、成田空港行きバスが、その後ないという事はなく、1時間に約2本くらい出ているので、15時45分のバスに乗らなくても、間に合うバスはこの後もあった。
さすがに、皆大人しかった乗客も「なんでこんなに早く空港へ来なくてはいけないのか」と不満が出てきたが、文句を言うべき航空会社職員の姿はまったくいない。
自分はその場を離れ、空港内で時間つぶし。家族連れなどの大きな荷物を持っていた人達は、そのまま列に並び、チェックインカウンター要員の出勤を待つ。
6時過ぎにチェックインカウンターに戻り、チェックインの列に並ぶ。一応、5時頃チェックインカウンターの様子を見に来たが、職員はいなく、普通通りの6時からのチェックインとなったようだ。
チェックインの際、ジェットスター航空(ジェットスターホリデー)で利用できる、$100バウチャーの案内をもらう。次回、ジェットスター航空、あるいは、ジェットスターホリデーでホテルなどを購入する際に利用できる、割引券だ。
その場でその券がもらえるのではなく、飛行機搭乗後48時間後、ジェットスターのサイトから、自分の予約番号、名前、メールアドレス(購入時に入力したアドレス)を入れて申請、その後、24時間以内にメールで送られるというもの。
これは全員もらえたのか、あるいは自分はシドニーまで行くのに、翌日便だとケアンズで4時間半もの乗り継ぎ時間、シドニー到着時間も大幅に遅そくなるためもらえたのかは、不明。
ただし、そのバウチャーを申請してから、航空券・ホテルなどを3ヶ月以内に予約・購入しなくてはならなく、かつ、1年以内の日にちという条件が付く。自分はオーストラリアに在住のため、里帰りを1年以内にする予定があり、かつ日にちも決まっていたから良いが、特に日本の人で単にオーストラリアに一般の海外旅行で訪れる予定だった人で、このバウチャーを利用できる人は、果たしてどれだけいるであろうか。
余程気に入らない限り、次の海外旅行の行き先に、同じオーストラリアを選ぶ人は、ほとんどいないし、それに極普通の人が、次の海外旅行の予定を、3ヶ月以内に決めるひともいないであろう。しかも搭乗後48時間以上過ぎないと使えないという縛りまでご丁寧に入っているので、つまりは、今回の旅行には使わせないという意味だろう。
チェックインカウンターの職員に「何故15時45分のバスに乗るよう指示したのか?」と聞いてみたが、予想通り、「申し訳ございません、わかりかねます」とのこと。ジェットスター航空のチェックインカウンターと言っても、チェックイン作業を行っているのは、ジェットスター航空の社員ではない。
JALが委託を受けJALのスタッフ(といってもJAL関連子会社であるが)が、チェックイン業務を行っているだけなのだ。ジェットスター航空のスタッフも一人、ないしは数人いるだろうが、チェックイン業務は行わず、チェックインカウンタースタッフの監督、その他の裏の業務を行っている。
これはジェットスターだから、あるいはLCCだからという訳でなく、他のカンタス航空、エールフランスなど、レガシーキャリアも同様。また、日本だけでなく、世界各国の国際便も同様だ。
怒りを顕にして、「マネージャーを呼べ」など騒げば、ジェットスター航空のスタッフも出てくるだろうが、今更言っても仕方ないので、それ以上聞かず。
今日の仕切り直しの便は、約30分遅れで搭乗が始まり、無事、ケアンズ経由でシドニーへたどり着く。家を出てから48時間近くかかった計算だ。
幸い前述の通り、自分はオーストラリア・日本間を往復する予定があったので、搭乗後48時間たって、指定されたWEBサイトから、バウチャーの申請を行った。ところが必要情報を入れてクリックしても、「エラー」で申請できない。必要な情報は間違いなく入力している。
結局電話でジェットスターに申請。「バウチャー」といっても、数字の番号をもらうだけで、その番号を次回、ジェットスターの航空券、あるいはホテルなどを購入した際に、支払いの一部としてその番号を入力、合計金額から100ドルが引かれるという仕組み。飛行機の欠航、意味のわからない5時間前集合、そのお詫びのバウチャーの申請で指定された方法でエラーとかなり呆れ気味。
後日思うに、あの謎の「15時45分のバス」は、恐らくホテルのデイユースのチェックアウト時間が、16時だったのではないか。そうであれば、「ホテルのチェックアウトは16時まで済ませて、成田空港へは各自3時間前にお越し下さい」と案内してくれた方が、余程親切である。2日間も成田空港でやることもないので、午前中にチエックアウトを済ませ、成田のイオンショッピングモールでも行った方が余程良かった。
まあ、所詮はLCC、ローコストキャリア。あまり多くを望むのは、無理という話だ。ジェットスターを利用した知人の話では、「出発の2日前に電話がジェットスターからあり、フライトキャンセルになり、次の日にちで空いているのは1週間後の便です。」、「それは困ります、せめて1日遅れの便に乗せてください」、「それは既に満席なので不可能です。それなら関西空港発の便でいかがでしょうか?これなら空席ありますが、関西空港までは自費です」。
あるいは、ホノルル発シドニー行きのジェットスターがキャンセル、その当時週1便であったため、その次の飛行機は1週間後、ホノルルでの滞在費は各自負担となった所、乗客が騒ぎ出した、などのニュースも聞く。
それでも、ジェットスターは比較的、乗客に厳しいが圧倒的に安いライアンエア、タイガー航空などと比較すれば、「乗客に優しいLCC」と言え、その中でも「サービス厳しい日本人」という独特のマーケットに対応するため、「日本路線」の便は、LCCとしては「破格のトラブル処理」を行っていると聞く。
今回も古いとは言え一応「日航ホテル」、3食ホテル食事付き、そして100ドルバウチャーと、LCCと考えれば、十分な対応と言えるであろう。
もっとも今回はチェックイン手続きも終わり、遅延した状態で飛行機に搭乗してからの欠航で既に午後11時。あの時間で「はいおつかれー、今日は解散、明日また同じ時間に集合」という訳には、さすがに行かなかったという事情がある。
今回前日などの「計画的な欠航」であれば、やはりホテル代などの必要経費は出なかっただろう。

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[ 2011年5月28日 | 4 Comments ]
エアーズロック

2011年5月17日より、ジェットスター航空は、新しい料金体系を導入しました。
シンプルに基本料金は、「エコノミークラス料金」、「ビジネスクラス料金」の2種類とし、それにオプションでフレキシブルに、預け荷物の追加、事前座席指定、マイレージの付与等を、希望にあわせて追加することができます。
エコノミークラスでは、従来「預け荷物なし」、「20キロまでの預け荷物有り」の2種類であったのが、15キロから40キロまでの範囲で、5キロ刻みで追加購入可能になる等、今までの航空業界ではなかった画期的なオプションも新たに設定されています。
今回のこの料金体系の変更により、今までジェットスター航空の上級クラスは「スタークラス」と呼ばれていましたが、今後は「ビジネスクラス」という名称が使用されるようです。
このビジネスクラスでは、ベース料金をカンタス航空のマイレージ付与無し、空港でのラウンジ利用なし、その代わりビジネスクラスとしては、「格安」と言える料金の導入等、新しい時代の航空会社、LCCの今後に影響を与えそうな料金体系と言えます。
エコノミークラスの基本料金は「スターター」、それにオプションを加えた「スターター・プラス」、「スターター・マックス」の計3種類、ビジネスクラスの基本料金は「ビジネス」、オプションを加えた「ビジネス・マックス」の2種類となります。

エコノミークラス

ビジネスクラス

スターター

スターター・プラス

スターター・マックス

ビジネス

ビジネス・マックス

機内持込荷物

10kgまで込み

10kgまで込み

10kgまで込み

20kgまで込み

20kgまで込み

預け荷物

別途料金
(15kg-40kgの範囲)

別途料金
(15kg-40kgの範囲)

別途料金
(15kg-40kgの範囲)

30kgまで込み

30kgまで込み

座席事前指定

別途料金

込み

込み

込み

込み

事前指定(足元が広い所)

別途料金

別途料金

別途料金

N/A

N/A

食事と飲み物

別途料金

別途料金

別途料金

込み

込み

機内エンターテイメント

別途料金

別途料金

別途料金

込み

込み

毛布など

別途料金

別途料金

別途料金

込み

込み

購入後の取消

返金なし

返金なし

返金あり
(条件、手数料あり)

返金なし

返金あり
(条件、手数料あり

変更

手数料あり

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

出発地・帰着地変更

不可

不可

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

カンタス航空マイレージ

なし

あり

あり

なし

あり
(+50%ボーナス)

ラウンジアクセス

追加料金

追加料金

追加料金

追加料金

込み

▼ ジェットスター航空とは?, 概要・歴史 »

[ 2011年5月28日 | No Comment ]

ジェットスター航空(JETSTAR AIRWAYS)は、初めて日本に定期就航したLCC(ローコストキャリア)になります。
オーストラリアの元フラッグシップ・キャリアである、カンタス航空が、2003年に子会社として、メルボルンに設立、オーストラリアの国内線を運行していましたが、後に、国際線へ進出、日本・オーストラリア間の路線をカンタス航空から引き継ぐ形で、2007年より運行を開始しました。
その後、同じグループ会社のジェットスター・アジア航空が、関西空港・台北間の運行を開始、日本の国内線への参入も、日本航空と共同で計画する等、積極的に日本マーケットにも関わってきています。
大手航空会社が母体のLCCの多くが失敗しているのに対し、このジェットスター航空は、エアアジア、ライアンエア等並ぶ、大手航空会社が母体の数少ない、成功したLCCと言うことができます。
2000年初頭の豪航空業界
ジェットスター航空の設立・運行開始は、LCCとしては決して早くはなく、2004年にはいってからになります。
オーストラリアの国内線市場は、2001年までは、ほぼカンタス航空とアンセット・オーストラリア航空の2社で独占状態、航空運賃も今からでは考えられない程、高止まり状態でした。
LCCと呼ばれる航空会社も、いくつかは設立されましたが、成功しているとはとても言えず、一部の路線で細々と、そして辛うじて運行しているという状態でした。
それが一気に、劇的に変化を見せるのが、2001年の9月、ニューヨークでテロ事件のおきた、0911(SEPTEMBER ELEVENTH)の直後です。
経営状態が良くなく、やっとの事で運行を維持していた、アンセット・オーストラリア航空が、その数日後に突然、全便の運行を休止、50パーセント近いシェアを持っていたので、当然オーストラリアの空は大混乱に陥りました。
このニューヨークのテロ事件が、崖っぷちにとどまっていた、遙か地球の裏側のオーストラリアの航空会社の、背中を押してしまったのです。
その大混乱のさなか、大きくシェアを伸ばしたのが、LCCのヴァージンブルー航空(現在はヴァージン・オーストラリア)です。
その名前からわかる通り、イギリスのヴァージン・グループの関連会社、名物経営者として、また探検家として世界中にその名前を知られる、リチャード・ブロンソン氏に率いられています。
アンセット・オーストラリア航空が運行していた路線の多くを引き継ぎ、今まで主要空港にて、メインのターミナルにゲートを確保できなないでいましたが、アンセット航空の破綻で空きのでたゲート、チェックインカウンターを確保しました。
その若々しいイメージと、そしてなによりも従来の常識を打ち破る運賃とで、オーストラリア国内線シェアを急激に拡大していきました。
それに危機感を募らせたのが、カンタス航空です。
コスト体質、サービスの内容がまったく違う、ヴァージンブルー航空と、料金競争をしても、当然のことながら、まったく勝ち目はありません。
その為、カンタス航空は、自らのビジネス(フルサービスのレガシーキャリア)を侵食するのがわかっていながらも、自らLCCを設立する決断をしました。
ジェットスター航空の歴史
ジェットスター航空は、前述の通り、オーストラリアの大手航空会社、カンタス航空の子会社として、メルボルンに設立され、2004年5月より運行を開始しています。
カンタス航空は、このジェットスター航空の設立前に、LCCのインパルス航空を買収したり、オーストラリアン航空という、中途半端なLCCとフルサービス航空会社の真中のような航空会社を設立、日本・ケアンズ線の運行をカンタス航空から移管したりして、迷走気味でした。
このどちらも、実際にはうまくいかず、そして、カンタス航空の安全と整備のノウハウ以外は、一切使わず、人材もまったく新規に雇用して、ジェットスター航空というLCCを立ち上げました。
当初は、オーストラリア国内線のみの運行でしたが、2005年12月より、その初めての国際線となる、オーストラリア・ニュージーランド線を就航しています。
ジェットスター航空は、運行当初、LCCの中のLCCと呼ばれる、ピュアLCC(徹底的にコスト削減、乗客の不便、不満よりもなによりもコスト削減を優先、その代わり圧倒的な安さで航空券を提供)の代表格、ライアンエアを手本にしたような運営を行っていました。
機内の座席はバスのように自由席、ゲートがオープンする1時間以上も前から、ゲートで搭乗を待つ長い列ができたり、チェックイン後も落ち着かない等、まだLCCを理解していない、慣れていない乗客等から、大変不満に思われ、評判は散々でした。
その後、この点は改善され、普通の航空会社と同様、搭乗券に座席番号が印字される、事前指定制となりました。
カンタス航空との住み分け
ジェットスター航空は、カンタス航空の子会社、同じオーストラリアの国内線、オーストラリア発着の国際線を運行しています。
つまりは、競合相手となり得るわけで、このジェットスター航空とカンタス航空との、住み分けが問題となってきます。
これは、ホリデーの乗客が多い「レジャー路線」はジェットスター航空、商用客の利用が多い「ビジネス路線」は、カンタス航空というように別けることで、解決しているようです。
例えば、シドニー・ブリスベン、あるいはシドニー・メルボルンは、ビジネス利用の客が多いのでカンタス航空、シドニー・ゴールドコースト、シドニー・ケアンズは、ほとんどホリデー旅客なので、ジェットスター航空などです。
オーストラリア・日本路線でも同様に、シドニー・東京はカンタス航空、ゴールドコースト・東京はジェットスター航空も同様です。
また、路線によっては、便利な時間帯はカンタス航空、早朝、深夜等の不便な時間帯はジェットスター航空、等の調整も行っています。
オーストラリア・日本路線
ジェットスター航空の日本路線への就航は、2007年3月、関西空港~ブリスベン~シドニー~関西空港で開始した。
これは、日本に乗り入れた、定期便のLCCの第一号となりました。
このころはまだ、まだ航空・旅行業界関係者、頻繁に欧米を旅行する人達にしか、ほとんどLCC(ローコストキャリア)という言葉も知られていませんでした。
ジェットスター航空は、親会社であるカンタス航空の路線のうち、シドニー・東京、パース・東京の路線以外を引き継ぎ、一時はグレートバリアリーフの玄関口であるケアンズに、東京、名古屋、福岡、そして札幌にも運行を拡大しました。
しかしながら、それらはあまりうまくは行かず、オーストラリアを訪れる日本人の減少、原油の上昇による燃料費の高騰、そして世界を震撼させたリーマンショック等により、名古屋、福岡、札幌路線を廃止、更には大阪便までも運休しました。(2010年4月に復活)
ジェットスター航空は、日本路線は、その当時は一番発着便の多かった、ケアンズをハブとして運行していましたが、ゴールドコースト空港が積極的にその格安な離発着料金を武器にジェットスター航空を誘致しました。
結果ケアンズ空港に競り勝ち、日本路線のハブ空港をゴールドコースト空港へ移し、ゴールドコースト・東京、ゴールドコースト・大阪の運行を開始しています。
ジェットスター航空の支社は日本にもありますが、一般の人が電話をするコールセンターは、オーストラリアのメルボルンの、ジェットスター航空の本社内にあり、多くの在豪の日本人も働いています。
日本からのフリーダイヤルにかけても、このメルボルンのコールセンターに繋がりますが、勿論、日本語で問題ありません。
このコールセンターは、24時間オープンしており、オーストラリア国内からでも、最初にガイダンスにそって日本語を選択すれば、日本語で問い合わせ可能であり、乗客にとって利便性と安心が高いと言えます。
ジェットスター航空の一部の路線は、日本航空とコードシェア(共同運行)されており、日本航空便としてチケットを購入した場合は、機内食、ソフトドリンク(アルコール飲料は有料)、毛布、アメニティキット、エンターテイメント、預け荷物料金が含まれています。
また、カンタス航空ともコードシェアが行われていますが、カンタス航空の場合は、預け荷物料金以外の含まれるサービスはなく、それ以外は普通のジェットスター航空でのチケット購入と同じになります。

▼ ジェットスター航空とは?, 過去の事故歴 »

[ 2011年5月28日 | No Comment ]

ジェットスター航空が、報告された、過去の事故・異常発生の履歴です。
 
幸いなことに、ジェットスター航空では、人命に関わるような重大事故は発生していません。
ジェットスター航空は、比較的新しい航空会社なので機材も新しい機材を使用しています。
また、LCCといっても、今まで長い歴史の中でも、一度墜落事故を起こしていないカンタス航空の子会社、その整備ノウハウを十分に取り入れられているものと思われ、資本的にもしっかりしているので、安心して利用できると思います。

発生日
事故・異常発生概要

2009年6月10日
関西空港出発、ゴールドコースト空港行きの、ジェットスター20便において、コクピット内部で火災が発生。原因は、窓を曇らないように温める電熱線の不具合。パイロットにより火災は消化され、飛行機はグアム国際空港に緊急着陸。乗客、乗員とも、けが人無し。

2010年12月18日
バリ島のデンパサールからメルボルンに向かっていた、ジェットスター36便において、右側のエンジンの出力がなくなり、アデレード空港に緊急着陸。