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[ 28 5月 2011 | 4 Comments ]
エアーズロック

2011年5月17日より、ジェットスター航空は、新しい料金体系を導入しました。
シンプルに基本料金は、「エコノミークラス料金」、「ビジネスクラス料金」の2種類とし、それにオプションでフレキシブルに、預け荷物の追加、事前座席指定、マイレージの付与等を、希望にあわせて追加することができます。
エコノミークラスでは、従来「預け荷物なし」、「20キロまでの預け荷物有り」の2種類であったのが、15キロから40キロまでの範囲で、5キロ刻みで追加購入可能になる等、今までの航空業界ではなかった画期的なオプションも新たに設定されています。
今回のこの料金体系の変更により、今までジェットスター航空の上級クラスは「スタークラス」と呼ばれていましたが、今後は「ビジネスクラス」という名称が使用されるようです。
このビジネスクラスでは、ベース料金をカンタス航空のマイレージ付与無し、空港でのラウンジ利用なし、その代わりビジネスクラスとしては、「格安」と言える料金の導入等、新しい時代の航空会社、LCCの今後に影響を与えそうな料金体系と言えます。
エコノミークラスの基本料金は「スターター」、それにオプションを加えた「スターター・プラス」、「スターター・マックス」の計3種類、ビジネスクラスの基本料金は「ビジネス」、オプションを加えた「ビジネス・マックス」の2種類となります。

エコノミークラス

ビジネスクラス

スターター

スターター・プラス

スターター・マックス

ビジネス

ビジネス・マックス

機内持込荷物

10kgまで込み

10kgまで込み

10kgまで込み

20kgまで込み

20kgまで込み

預け荷物

別途料金
(15kg-40kgの範囲)

別途料金
(15kg-40kgの範囲)

別途料金
(15kg-40kgの範囲)

30kgまで込み

30kgまで込み

座席事前指定

別途料金

込み

込み

込み

込み

事前指定(足元が広い所)

別途料金

別途料金

別途料金

N/A

N/A

食事と飲み物

別途料金

別途料金

別途料金

込み

込み

機内エンターテイメント

別途料金

別途料金

別途料金

込み

込み

毛布など

別途料金

別途料金

別途料金

込み

込み

購入後の取消

返金なし

返金なし

返金あり
(条件、手数料あり)

返金なし

返金あり
(条件、手数料あり

変更

手数料あり

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

出発地・帰着地変更

不可

不可

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

手数料不要
(料金差額発生する場合は、その差額を支払必要)

カンタス航空マイレージ

なし

あり

あり

なし

あり
(+50%ボーナス)

ラウンジアクセス

追加料金

追加料金

追加料金

追加料金

込み

ジェットスター航空とは?, 概要・歴史 »

[ 28 5月 2011 | No Comment ]

ジェットスター航空(JETSTAR AIRWAYS)は、初めて日本に定期就航したLCC(ローコストキャリア)になります。
オーストラリアの元フラッグシップ・キャリアである、カンタス航空が、2003年に子会社として、メルボルンに設立、オーストラリアの国内線を運行していましたが、後に、国際線へ進出、日本・オーストラリア間の路線をカンタス航空から引き継ぐ形で、2007年より運行を開始しました。
その後、同じグループ会社のジェットスター・アジア航空が、関西空港・台北間の運行を開始、日本の国内線への参入も、日本航空と共同で計画する等、積極的に日本マーケットにも関わってきています。
大手航空会社が母体のLCCの多くが失敗しているのに対し、このジェットスター航空は、エアアジア、ライアンエア等並ぶ、大手航空会社が母体の数少ない、成功したLCCと言うことができます。
2000年初頭の豪航空業界
ジェットスター航空の設立・運行開始は、LCCとしては決して早くはなく、2004年にはいってからになります。
オーストラリアの国内線市場は、2001年までは、ほぼカンタス航空とアンセット・オーストラリア航空の2社で独占状態、航空運賃も今からでは考えられない程、高止まり状態でした。
LCCと呼ばれる航空会社も、いくつかは設立されましたが、成功しているとはとても言えず、一部の路線で細々と、そして辛うじて運行しているという状態でした。
それが一気に、劇的に変化を見せるのが、2001年の9月、ニューヨークでテロ事件のおきた、0911(SEPTEMBER ELEVENTH)の直後です。
経営状態が良くなく、やっとの事で運行を維持していた、アンセット・オーストラリア航空が、その数日後に突然、全便の運行を休止、50パーセント近いシェアを持っていたので、当然オーストラリアの空は大混乱に陥りました。
このニューヨークのテロ事件が、崖っぷちにとどまっていた、遙か地球の裏側のオーストラリアの航空会社の、背中を押してしまったのです。
その大混乱のさなか、大きくシェアを伸ばしたのが、LCCのヴァージンブルー航空(現在はヴァージン・オーストラリア)です。
その名前からわかる通り、イギリスのヴァージン・グループの関連会社、名物経営者として、また探検家として世界中にその名前を知られる、リチャード・ブロンソン氏に率いられています。
アンセット・オーストラリア航空が運行していた路線の多くを引き継ぎ、今まで主要空港にて、メインのターミナルにゲートを確保できなないでいましたが、アンセット航空の破綻で空きのでたゲート、チェックインカウンターを確保しました。
その若々しいイメージと、そしてなによりも従来の常識を打ち破る運賃とで、オーストラリア国内線シェアを急激に拡大していきました。
それに危機感を募らせたのが、カンタス航空です。
コスト体質、サービスの内容がまったく違う、ヴァージンブルー航空と、料金競争をしても、当然のことながら、まったく勝ち目はありません。
その為、カンタス航空は、自らのビジネス(フルサービスのレガシーキャリア)を侵食するのがわかっていながらも、自らLCCを設立する決断をしました。
ジェットスター航空の歴史
ジェットスター航空は、前述の通り、オーストラリアの大手航空会社、カンタス航空の子会社として、メルボルンに設立され、2004年5月より運行を開始しています。
カンタス航空は、このジェットスター航空の設立前に、LCCのインパルス航空を買収したり、オーストラリアン航空という、中途半端なLCCとフルサービス航空会社の真中のような航空会社を設立、日本・ケアンズ線の運行をカンタス航空から移管したりして、迷走気味でした。
このどちらも、実際にはうまくいかず、そして、カンタス航空の安全と整備のノウハウ以外は、一切使わず、人材もまったく新規に雇用して、ジェットスター航空というLCCを立ち上げました。
当初は、オーストラリア国内線のみの運行でしたが、2005年12月より、その初めての国際線となる、オーストラリア・ニュージーランド線を就航しています。
ジェットスター航空は、運行当初、LCCの中のLCCと呼ばれる、ピュアLCC(徹底的にコスト削減、乗客の不便、不満よりもなによりもコスト削減を優先、その代わり圧倒的な安さで航空券を提供)の代表格、ライアンエアを手本にしたような運営を行っていました。
機内の座席はバスのように自由席、ゲートがオープンする1時間以上も前から、ゲートで搭乗を待つ長い列ができたり、チェックイン後も落ち着かない等、まだLCCを理解していない、慣れていない乗客等から、大変不満に思われ、評判は散々でした。
その後、この点は改善され、普通の航空会社と同様、搭乗券に座席番号が印字される、事前指定制となりました。
カンタス航空との住み分け
ジェットスター航空は、カンタス航空の子会社、同じオーストラリアの国内線、オーストラリア発着の国際線を運行しています。
つまりは、競合相手となり得るわけで、このジェットスター航空とカンタス航空との、住み分けが問題となってきます。
これは、ホリデーの乗客が多い「レジャー路線」はジェットスター航空、商用客の利用が多い「ビジネス路線」は、カンタス航空というように別けることで、解決しているようです。
例えば、シドニー・ブリスベン、あるいはシドニー・メルボルンは、ビジネス利用の客が多いのでカンタス航空、シドニー・ゴールドコースト、シドニー・ケアンズは、ほとんどホリデー旅客なので、ジェットスター航空などです。
オーストラリア・日本路線でも同様に、シドニー・東京はカンタス航空、ゴールドコースト・東京はジェットスター航空も同様です。
また、路線によっては、便利な時間帯はカンタス航空、早朝、深夜等の不便な時間帯はジェットスター航空、等の調整も行っています。
オーストラリア・日本路線
ジェットスター航空の日本路線への就航は、2007年3月、関西空港~ブリスベン~シドニー~関西空港で開始した。
これは、日本に乗り入れた、定期便のLCCの第一号となりました。
このころはまだ、まだ航空・旅行業界関係者、頻繁に欧米を旅行する人達にしか、ほとんどLCC(ローコストキャリア)という言葉も知られていませんでした。
ジェットスター航空は、親会社であるカンタス航空の路線のうち、シドニー・東京、パース・東京の路線以外を引き継ぎ、一時はグレートバリアリーフの玄関口であるケアンズに、東京、名古屋、福岡、そして札幌にも運行を拡大しました。
しかしながら、それらはあまりうまくは行かず、オーストラリアを訪れる日本人の減少、原油の上昇による燃料費の高騰、そして世界を震撼させたリーマンショック等により、名古屋、福岡、札幌路線を廃止、更には大阪便までも運休しました。(2010年4月に復活)
ジェットスター航空は、日本路線は、その当時は一番発着便の多かった、ケアンズをハブとして運行していましたが、ゴールドコースト空港が積極的にその格安な離発着料金を武器にジェットスター航空を誘致しました。
結果ケアンズ空港に競り勝ち、日本路線のハブ空港をゴールドコースト空港へ移し、ゴールドコースト・東京、ゴールドコースト・大阪の運行を開始しています。
ジェットスター航空の支社は日本にもありますが、一般の人が電話をするコールセンターは、オーストラリアのメルボルンの、ジェットスター航空の本社内にあり、多くの在豪の日本人も働いています。
日本からのフリーダイヤルにかけても、このメルボルンのコールセンターに繋がりますが、勿論、日本語で問題ありません。
このコールセンターは、24時間オープンしており、オーストラリア国内からでも、最初にガイダンスにそって日本語を選択すれば、日本語で問い合わせ可能であり、乗客にとって利便性と安心が高いと言えます。
ジェットスター航空の一部の路線は、日本航空とコードシェア(共同運行)されており、日本航空便としてチケットを購入した場合は、機内食、ソフトドリンク(アルコール飲料は有料)、毛布、アメニティキット、エンターテイメント、預け荷物料金が含まれています。
また、カンタス航空ともコードシェアが行われていますが、カンタス航空の場合は、預け荷物料金以外の含まれるサービスはなく、それ以外は普通のジェットスター航空でのチケット購入と同じになります。

ジェットスター航空とは?, 過去の事故歴 »

[ 28 5月 2011 | No Comment ]

ジェットスター航空が、報告された、過去の事故・異常発生の履歴です。
 
幸いなことに、ジェットスター航空では、人命に関わるような重大事故は発生していません。
ジェットスター航空は、比較的新しい航空会社なので機材も新しい機材を使用しています。
また、LCCといっても、今まで長い歴史の中でも、一度墜落事故を起こしていないカンタス航空の子会社、その整備ノウハウを十分に取り入れられているものと思われ、資本的にもしっかりしているので、安心して利用できると思います。

発生日
事故・異常発生概要

2009年6月10日
関西空港出発、ゴールドコースト空港行きの、ジェットスター20便において、コクピット内部で火災が発生。原因は、窓を曇らないように温める電熱線の不具合。パイロットにより火災は消化され、飛行機はグアム国際空港に緊急着陸。乗客、乗員とも、けが人無し。

2010年12月18日
バリ島のデンパサールからメルボルンに向かっていた、ジェットスター36便において、右側のエンジンの出力がなくなり、アデレード空港に緊急着陸。