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カンタス航空とのコードシェア便, コードシェア便 »

[ 20 6月 2011 | No Comment ]

ジェットスター航空の親会社であるカンタス航空は、一部のジェットスター航空の便を、カンタス航空の便名を付けて、カンタス航空として販売しています。
これを共同運行、コードシェアと呼び、ジェットスター航空機材・乗員のフライトを、カンタス航空がコードシェアは、日本・オーストラリア線の全便、及び一部オーストラリア国内線でも行われています。
逆に、一部のオーストラリア国内線は、逆に極一部の便のみとなりますが、カンタス航空の機材・乗員のフライトを、ジェットスター航空がコードシェアする便もあります。
今回の記事では、ジェットスター航空の機材・乗員で運行する便の、カンタス航空がコードシェアする、日本・オーストラリア間のコードシェア便に関して、記述させていただきます。
現在、ジェットスター航空運行の、日本・オーストラリア間の便のうち、全ての便でこのコードシェアが行われています。

ケアンズ~成田空港
ケアンズ~関西空港
ゴールドコースト~成田空港
ゴールドコースト~成田空港

ジェットスター航空運行のカンタス航空コードシェア便は、QF200-QF299の間のフライト番号となります。
因みに、カンタス航空では、国際線はQF001-299までの300番未満、国内線は301番以上となっています。
ただし、これらのジェットスター航空運行のカンタス航空のコードシェア便は、あわせて、カンタス航空の国内線を利用する必要があり、例えば、成田~ケアンズの単純往復を、カンタス航空として購入することはできません。
例えば、下記のような日程でしたら、ジェットスター航空運行のカンタス便を利用可能です。

成田空港~ケアンズ・・・ジェットスター航空運行のカンタス便
ケアンズ~エアーズロック・・・カンタス航空の国内線
エアーズロック~ケアンズ・・・カンタス航空の国内線
ケアンズ~成田空港・・・ジェットスター航空運行のカンタス便

なお、カンタス航空が自社で運行している、日本・オーストラリア間のフライトは、現在、成田空港・シドニー間のみとなっています。2011年5月までは、成田空港・パース間も運行されていましたが、現在は運休となっています。
カンタス航空コードシェア便の特徴・注意
ジェットスター航空とのコードシェア便を利用するにあたって、下記のような特徴・注意があります。
チェックインはジェットスター航空カウンター
カンタス航空の便名がついていても、実際に運行を行う、ジェットスター航空のチェックインカウンターでチェックインとなります。
マイレージが加算されるのは一部の料金のみ
カンタス航空のマイレージが加算されるのは、予約クラスがKクラス以上のみとなります。
機内食、コンフォートパック、機内エンターテイメント
レガシーキャリアカンタス航空のサービス水準と近づける観点から、オプション追加販売のジェットスター航空と違い、機内食+飲み物、コンフォートパックはエコノミークラスでも込みとなっています。機内エンターテイメントのみ、別途有料です。飲み物は、アルコール類は別途料金になります。
※レガシーキャリア・・・伝統的なフルサービスの航空会社。ジェットスター航空などのLCC・ローコストキャリアの反対語
事前座席指定ができません
ジェットスター航空では、追加料金で事前座席指定ができますが、カンタス航空でコードシェア便として購入する場合、これが追加料金の有無に関係なく、することができません。空港でチェックインの時の指定になります。
預け荷物は込み
23キロまでの預け荷物料金は込みとなります。
カンタス航空の無料特典航空券に利用可能
カンタス航空のフリケントフライヤープログラムの特典航空券として、このジェットスター航空とのコードシェア便を利用できます。ただし、機内食、コンフォートパックは付きませんが、預け荷物は込みとなっています。
カンタス航空自社便が入っていないと購入できない
前述のとおり、ジェットスター航空運行のカンタスコードシェア便のみだけでは、購入することができません。必ず、カンタス航空自社運航便と一緒に購入する必要があります。

コードシェア便で購入するメリット
それでは、あえてカンタス航空のコードシェア便として購入するメリットはあるのでしょうか?
オーストラリア国内を、ジェットスター航空が運行していない都市、または路線を利用して行く、という場合は、検討する価値があります。
例えば、エアーズロックは、ジェットスター航空は運行していなく、ケアンズ、シドニー、あるいはパースから、カンタス航空しか運行していません。(シドニー・エアーズロック間は、バージン・オーストラリア航空も運行しています)
あるいは、ハミルトン島へ行きたい場合、ジェットスター航空は、シドニー、またはブリスベンからは運行していますが、ケアンズ・ハミルトン島間は、カンタス航空のみ運行しており、ジェットスター航空を日本から利用する場合は、このケアンズ・ハミルトン島のカンタス航空を利用した方が便利です。
こういったケースでは、ジェットスター航空の日本・オーストラリア線+カンタス航空国内線として、別々にそれぞれジェットスター航空、カンタス航空と別々で購入するより、カンタス航空の航空券・便として、日本・オーストラリアから、「通しの航空券」で購入した場合のメリットは、下記の通りです。
カンタス航空のWEBサイトで1ストップで購入可能
カンタス航空の日本語WEBサイトから、全区間を通しで購入可能です。ジェットスター航空とカンタス航空と別けて購入する場合、両方のWEBサイトをチェックし、両方のサイトで予約・購入手続きが必要になります。また、ジェットスター航空のサイトは日本語になっていますが、カンタス航空の日本語サイトは、日本出発からのものしか購入できなく、オーストラリアの国内線は、カンタス航空の日本語サイトでは購入できません。オーストラリア本国の英語のサイトからのみ、予約・購入可能になります。
日本・オーストラリア間の飛行機が欠航、大幅遅延の場合、対応が有利
例えば、成田空港・ケアンズ間のフライトが欠航となり、同日でエアーズロックに乗り継ぐ予定になっていた場合、「ジェットスター航空+カンタス航空」で購入していると、これらはあくまでまったく別の航空券として扱われます。つまり、ジェットスター航空は、あくまで成田・ケアンズ間のみでそこから先は関知せず、自分でカンタス航空に連絡を入れて、その先のケアンズ・エアーズロックの便の振替を行わなければなりません。日本のカンタス航空の営業時間内でしたら良いですが、日本のカンタス航空は9時から17時、土曜、日曜、祝日は休みです。この場合、自分でオーストラリアのカンタス航空に国際電話、変更手続きをしてもらう必要があります。
ただし、そのカンタス航空の航空券を、どのような料金・運賃ルールのもの購入しているかによりますが、一般的にかなりの高額運賃の航空券以外、変更不可となっています。原因はジェットスター航空の欠航によるものですが、それはたとえ子会社であっても別の会社の事なので、原則、変更不可が免除にはなりません。(※下記追記参照)
これをカンタス航空コードシェア便として購入、「カンタス航空通しの航空券」として購入している場合、例えジェットスター航空運行の便であっても、ケアンズから先の、エアーズロックへの便も代替の便へ無料で変更してくれます。
※追記: 原則は前述の通り、このようなケースでも「変更不可」ですが、実際には、そこはLCCではなく、フルサービスのレガシーキャリアのカンタス航空、変更手数料50ドル程度+運賃差額が発生した場合はその差額で変更してくれているケースが多いようで、事前にちゃんと連絡を入れておけば、まるまる航空券が損になるような事はないケースも多いようです。
※追記2: 「ジェットスター航空+カンタス国内線」として購入する場合、こういった交渉を自分で行う自信がない人は、オーストラリアの日系の現地旅行会社を通して購入する事をお勧めします。発券手数料は若干チャージされますが、なにより安心です。(例:トラベルドンキーさん)
料金的にはどちらがお得か?
ジェットスター航空が特別なセールを行っている時は、やはり、ジェットスター航空と、カンタス航空の国内線で購入した方が安いです。
特別なセールを行っていない時は、意外にも、「ジェットスター航空+カンタス国内線」、「カンタス航空コードシェア便で通し」は、ほぼ同じ金額になります。
この場合は、前項で述べさせてもらった通り、間違いなく「カンタス航空コードシェア便で通し」で購入した方が良いでしょう。
つまり、「どちらがお得?」という明快な答えはなく、「ジェットスター航空+カンタス国内線」、「カンタス航空コードシェア便で通し」、どちらもWEBサイトを見比べて、検討をする必要があります。